人混みを避けて大自然へ!小学生から楽しめる沖縄の無料穴場ビーチ5選

2025.04.22

こんにちは。
ニシズの照屋です。

沖縄に待ちに待った「夏」がやってきました!
毎年3月中旬から4月にかけて海開きが行われ、少し肌寒いかな?と思う時期もあっという間に過ぎ、今ではすっかり海日和が続いています。

そんな中、子どもたちをできるだけ自然の中で遊ばせてあげたい・・・
と思っているパパ・ママも多いのではないでしょうか?
人で溢れるいつもの公園や海とは一味違った、自然の中で過ごす海の時間をドライブがてら楽しんでみませんか?

そこで今回は、「小学生から楽しめる沖縄の無料穴場ビーチ5選」 をご紹介します。
お金をかけずに、大自然の中で楽しく海遊びができるスポットを厳選しましたので、ぜひ参考にしてみてください♪

ザネー浜(恩納村)

ダイビングスポットで有名な恩納村の真栄田岬から徒歩5分ほどの場所にザネー浜はあります。

地元の方々には「ザネー浜」と呼ばれていますが、観光客の間では「beach51」として知られることも。

ザネー浜は、白い砂浜はもちろん、緑豊かな自然やダイナミックな崖・岩場に囲まれた、まさに秘境のようなロケーション。
透き通る海と壮大な景観が広がり、訪れる人を魅了します。

観光客の方もいらっしゃいますが、それほど人が密集していないため、静かに自然を満喫できるのも魅力の一つ。
沖縄の穴場スポットとして、一度は訪れてほしい場所です!

ザネー浜の行き方

ザネー浜周辺には駐車場がありません。
また、このエリアは農道にもなっており、地元の方々の生活の場でもあります。路上駐車は周囲の迷惑となるため、絶対にやめましょう。

訪れる際は、真栄田岬の駐車場を利用し、徒歩で向かうのがおすすめです。
美しい景色を楽しみながら、ゆっくりと散策してみてください!

駐車場から徒歩6~7分くらいでしょうか。
地図アプリでも表示されるので行きやすいかと思います。

入り口はチェーンがかかっていますが、徒歩で入る分にはOKとされています。

本来の自然が残る綺麗なザネー浜

ザネー浜の看板がある階段を降りると絶景が広がります。

ビーチで遊ぶのももちろん良いですが、インスタ映えするような綺麗なスポットがたくさんあるので、
ぜひ散歩でもいいので遊びに行ってみてください♪

ザネー浜は天然のビーチで、管理人が常駐していません。
そのため、天候や海の状況をしっかり確認し、安全に配慮しながら楽しみましょう。
また、ビーチに降りる階段付近には注意書きがあります。安全のためにも、必ず目を通してから遊泳や散策をしてください。

トイレ(無料)やシャワー(有料)は、真栄田岬の施設を利用できます。
さらに、有料のドライヤーも完備されているので、女性の方にも嬉しいポイントです!

また、自動販売機や軽食を販売する売店もあるので、小腹が空いたときも安心ですね♪

注意事項

真栄田岬の駐車場が満車の場合は、無理をせず別のタイミングで訪れることをおすすめします。
農道への路上駐車は、地元の方の迷惑になるため、絶対にやめましょう!

施設紹介

施設名:ザネー浜(ざねーはま)
住所 :沖縄県国頭郡恩納村真栄田
設備 :有料駐車場が近隣にあり(180台)、トイレ・シャワー・更衣室 近隣にあり
料金 :無料

赤墓ビーチ・サダハマビーチ(今帰仁村)

赤墓ビーチ・サダハマビーチは、今帰仁村諸志にある天然のビーチ。
こじんまりとした砂浜にエメラルドブルーの海が広がり、沖縄本来の美しい景観が楽しめる隠れた名所です。

近年では、ミュージックビデオやドラマのロケ地としても注目を集め、さらに話題になっています。

「赤墓」という名前に驚く方もいるかもしれませんが、これは琉球王朝 第二尚氏の初代国王である
“尚円王”の弟「上間大親(うえまうふやー)」の墓が由来。
そのお墓が漆喰で赤く塗られていたことから、「赤墓」と呼ばれるようになったそうです。

もともとは地元の人々に親しまれる穴場スポットでしたが、韓国の人気アイドルグループTWICEの楽曲『Dance the Night Away』のミュージックビデオの撮影地として話題に。
さらに、NHKの朝ドラ『ちむどんどん』のロケ地にもなり、ファンの皆様の聖地巡礼で訪れる方が増えてきました。

赤墓ビーチ・サダハマビーチの行き方

地図アプリで検索すると入り口まで案内してくれます。

細い道を安全運転で進みます。
途中、クルマがすれ違いできない場所もあるので、譲り合いの精神を持って進んでくださいね。

道をまっすぐ進んだら到着です。

写真奥のスペースが駐車場です。
5~6台くらいは駐車できますでしょうか。

道の途中で民間の方が運営されている施設の駐車スペースもありますが、有料となっています。

注意事項の看板もちゃんと確認しましょう♪

2つのビーチのどこで遊ぶかワクワクしながら決めよう!

注意事項の看板を確認したら、あとは思いっきり遊ぶだけです。
赤墓ビーチとサダハマビーチの間の崖からはインスタ映えする写真が撮影できますよ♪

もちろん、トイレ・更衣室・シャワーは完備されていません(笑)
管理人もいないため、安全に気をつけながら楽しんでくださいね♪

近隣には民間の方が運営する施設があり、営業していれば有料でシャワーなどを利用できるそうです。
詳しい利用状況は、現地でご確認ください。

施設紹介

施設名:赤墓ビーチ・サダハマビーチ(あかばかびーち・さだはまびーち)
住所 :沖縄県国頭郡今帰仁村諸志
設備 :無料駐車場あり(5~6台)、トイレ・シャワー・更衣室なし
料金 :無料

慶佐次ウッパマビーチ(東村)

沖縄本島北部・東村慶佐次にあるウッパマビーチ。
「ウッパマ」とは沖縄の言葉で「大きな浜」を意味し、その名の通り、遠くまで美しい砂浜が広がる絶景のビーチです。

このビーチは、自然のままの姿が残されているため、海の透明度も抜群。
また、木々が生い茂り、木陰も多いため、海を眺めながらのんびりと過ごすのにぴったりです。

砂浜にはサンゴのかけらが多く落ちているため、裸足ではなく、サンダルやマリンシューズの着用がおすすめ。
自然の魅力を存分に味わいながら、安全に楽しんでください!

慶佐次ウッパマビーチの行き方

地図アプリで検索するとピンポイントで案内してくれます。
場所的には「東村ふれあいヒルギ公園」の近くで、その向かいにある売店から海沿いに進んでいきます。

案内通りに進むと駐車場が見えてきます。

駐車場には余裕をもって8台ほど駐車できるスペースがあります。
ただし、周辺は農道になっているため、路上駐車は絶対にお控えください。
地元の方々の迷惑にならないよう、マナーを守ってご利用をお願いします!

駐車場中央くらいにあるアダンのトンネルを抜けると・・・

透明度の高い綺麗な海が姿を表します!

穴場ビーチで珍しくトイレ&シャワー完備!慶佐次ウッパマビーチ

慶佐次ウッパマビーチをおすすめする理由は、もちろん自然豊かで美しいビーチであること。
しかし、最大の魅力は、穴場的なビーチでありながらトイレ(無料)&シャワー(有料)の設備が整っている点です!

そのため、キャンプを楽しむ人の姿もちらほら見られます。
オンシーズンには適度に人が訪れますが、オフシーズンにはほとんど誰もいないことも。
まるでプライベートビーチのように、贅沢な時間を過ごせるのも魅力のひとつです!

トイレにはトイレットペーパーもありますが、念の為持参した方が良いかもしれません。

シャワー室はこんな感じです。本当にありがたいです。
みんなで丁寧に、綺麗に利用していきたいですね。

シャワーやトイレはありますが、管理人はいないため、安全に気をつけながら楽しんでください♪

施設紹介

施設名:慶佐次ウッパマビーチ(げさしうっぱまびーち)
住所 :沖縄県国頭郡東村慶佐次
設備 :無料駐車場(8台程度)、トイレ・シャワーあり
料金 :無料

鏡地ビーチ(国頭村)

沖縄本島北部・国頭村にある鏡地ビーチは、無料で楽しめる穴場スポット。
ビーチの長さは全長1km以上もあり、ゆっくり散歩を楽しむのにも最適な場所です。
視界を遮るものがほとんどなく、どこまでも続いていくような開放感のある景色が広がります。

離島のビーチに負けないほど美しい海岸で、あまり知られていないため、静かで落ち着いた雰囲気が魅力です。
白い砂浜と青い海、そして広がる青空のコントラストはまさに絶景!

鏡地ビーチへの行き方

絶景ドライブを楽しみながら国道58号線をずーっと北上するだけなのでわかりやすいです。
地図アプリによっては検索しても表示されない場合があるので、その場合は「くにがみ鏡地パークゴルフ場」で検索してみてください。パークゴルフ場すぐ側の海沿いが鏡地ビーチとなっています。
※詳しくは施設紹介の地図をご確認ください。

駐車場はビーチすぐそばの道路沿いを利用できます。
専用駐車場として整備されている訳ではありませんが、沖縄北部観光情報コミュ二ケーションサイトでも案内されているので問題ないかと思います。

遊び方自由の広いビーチ

現実を忘れて、ぼーっとするのもよし。キャンプを楽しむのもよし。勢いのままに海水浴を楽しむのもよし。
本当に広いビーチなので、他のグループとスペースが被ることもなく、気を使わずに子どもたちも大はしゃぎできます!

鏡地ビーチは、海岸から60〜70mほどの海中にブロックが敷かれています。
そのおかげで波が比較的穏やかで、安心して遊べるのも嬉しいポイントです。

トイレについては、近くの「くにがみ鏡地パークゴルフ場」などの施設を利用できるそう。
シャワーはありませんが、どうしても利用したい場合は、すぐ隣にある「オクマプライベートビーチ&リゾート」で、有料で利用可能とのことです。

また、近くには道の駅やコンビニもあるので、利便性もバッチリ。気軽に訪れやすいビーチです。
※以前紹介させていただいた「ゆいゆい道の駅」の情報はこちら

施設紹介

施設名:鏡地ビーチ(かがんじびーち)
住所 :沖縄県国頭郡国頭村鏡地
設備 :駐車場、トイレ 近隣にあり
料金 :無料

安田ビーチ(国頭村)

沖縄本島北東部、国頭村安田(あだ)にある、まさに“秘境”と呼べるビーチです。
すべて手つかずの自然そのまま。まさに天然のビーチです。

おそらく、沖縄出身の方でも訪れたことがある人は少ないはず。
トイレやシャワーといった設備は一切ありません。(近隣にもありません)

どちらかといえば海水浴を楽しむというよりは、大自然の中を散策したり、静かな時間を味わうのにぴったりの場所かもしれません。

安田ビーチへの行き方

地図アプリで「安田ビーチ」と検索すると、近くまで案内してくれます。
小さな集落の生活道路を通るので、急がず慌てず、安全運転で向かいましょう。

ビーチの入り口付近には畑もあるため、路上駐車は絶対にやめましょう。
そのまま道路を奥まで進んでいくと、ひらけた場所が現れるので、そこを駐車スペースとして利用しましょう。

キャンプをする方々のゴミの放置が多かったためか、残念ながらこの場所ではキャンプが禁止されています。
また、国頭村では密漁が多発しており、大きな問題となっています。
ニュースでもたびたび取り上げられていますね。
ルールやマナーを守らないと、さまざまな楽しみが制限されてしまいます。
現地の注意書きの看板にも、しっかり目を通しましょう。

手付かずの自然が残った安田ビーチ

「THE・秘境」といった雰囲気の自然の道を抜けると、目の前には手つかずの自然が広がるビーチが現れます!

海の透明度は非常に高く、まさに最高のロケーションです。
ただし、時期やタイミングによっては漂流物が多く、素足で遊ぶのは少し危険かもしれません。
ビーチサンダルを履いての散策をおすすめします。
※夏休みの自由研究などで使用するシーグラスや流木などの素材集めにはぴったりかもしれません♪

周囲も一面、圧巻の大自然に包まれています。
写真が趣味の方にとっては、魅力的な被写体がきっと見つかるはずです。

周囲を見渡していると、山の上に展望台……?それとも灯台?と思える建物を発見!
マップで調べてみたところ、それは「瀬嵩埼灯台(セダカサキトウダイ)」という灯台で、なんと車で行けるとのこと。
好奇心に勝てず、さっそく行ってみることにしました!

安田ビーチ周辺を見渡せる絶景スポット「瀬嵩埼灯台」

瀬嵩埼灯台(セダカサキトウダイ)は、安田ビーチから車で5〜6分ほどの場所にあります。
途中の道は、車同士がすれ違えないほど細い区間もあるので、運転には十分ご注意ください。

先ほど散策した安田ビーチが、ここから一望できます。
こうして高い場所から眺めてみると、その美しさがより一層際立ちますね。

休憩は「安田共同店」がオススメ!

安田ビーチ周辺には、コンビニやスーパーなどのお店はありません。
ただし、安田集落内にある「安田共同店」では、軽食や飲み物、おやつなどを購入することができます。
立ち寄る際は、ぜひ利用してみてください♪

営業時間
夏(4~9月):7:30~20:00
冬(10~3月):7:30~19:00
定休日:火曜日
Instagramアカウントもあります♪
※もしかしたら不定休もあるかもしれませんので、不安な方は事前に調べてください♪

施設紹介

施設名:安田ビーチ(あだびーち)
住所 :沖縄県国頭郡国頭村安田424
設備 :駐車場あり、トイレ・シャワーなし
料金 :無料

海遊びの際に便利なカー用品をご紹介!

海遊びはとても楽しいですが、帰った後の車の掃除が大変…!
特に砂や濡れた荷物の汚れに悩むパパ・ママも多いのではないでしょうか?(笑)

そこで今回は、海遊びやアウトドア全般で役立つ便利なカー用品を厳選してご紹介します!
これを活用すれば、帰りの片付けがグッと楽になりますよ♪

防水カーマット

海水浴などのアウトドア遊びでまずおすすめしたいカー用品は、やっぱり防水カーマット!
靴やサンダルについた砂が車内にポロポロ落ちて、あとからの掃除が本当に大変なんですよね。
クルマに元々敷かれているマットは起毛タイプが多く、細かい砂が絡んでしまい、掃除機でもなかなか吸い取れないこともしばしばあります。

そこで活躍するのが防水カーマット。
掃除するときは、マットを外して水でサッと流すだけなので、お手入れがとってもラク!
これは本当におすすめです。

さらに、アウトドアシーンだけでなく、梅雨の時期にも大活躍!
車内がずっと湿った状態だと、カビや異臭の原因にもなりますが、防水マットがあればそういったトラブルも予防できます♪
一年を通して使える便利アイテムなので、ぜひチェックしてみてくださいね。

防水シートカバー

海遊びや山遊びなど、アウトドアシーンにとってもおすすめのアイテムです。
シートに細かい砂が入り込んだり、泥汚れが付着するのを防げるのはもちろん、
個人的には、ドライブ中に子どもが飲み物やお菓子をこぼしてシートを汚してしまうのを防ぐのにも大活躍!
一度汚れると掃除が本当に大変なので、これはかなり助かっています……。

さらに、使い捨てタイプの手軽なものから、車内の雰囲気がグッとおしゃれになるデザイン性の高いものまで、幅広く選べるのも魅力です。
気になる方は、ぜひ自分に合ったアイテムを探してみてください♪

立体トランクシート(防水タイプ)

シートと同じく、トランクもアウトドア遊びのあとは汚れやすいポイントです。
荷物に砂や泥が付いたまま車内に積み込んでしまうと、トランクに汚れが付着してしまい、後からの掃除がひと苦労。
様々なタイプのトランクシートがありますが、個人的には「立体タイプ」がおすすめです!

砂などの細かい汚れは、平らなシートだとどうしてもこぼれて車内のすき間に入り込んでしまいます。
そうなると掃除がとにかく大変……。
その点、立体タイプなら汚れの広がりを防げますし、濡れた服やタオルも気にせずそのままポンポン積めて、とっても便利です♪

種類もいろいろあるので、ぜひお使いのクルマのサイズに合ったタイプを探してみてくださいね。

海遊びの注意点

今回は、自然本来の姿を残す穴場のビーチをご紹介しました。
紹介したビーチは基本的に管理されているビーチではありません。
遊ぶ前に、付近に立っている注意看板やルールを大人がしっかり確認し、安全対策を心がけましょう。
楽しい時間を過ごすためにも、無理のない範囲で自己責任のもと楽しんでくださいね♪

ここでは、特に気をつけたい海遊びの注意ポイントをまとめました。ぜひ参考にして、安全に海を満喫しましょう!

熱中症に注意する

対策:こまめな水分補給、適宜休憩してできるだけ日陰に入る

日焼けに注意する

対策:日焼け止めクリームを使用する、ラッシュガードなどでできるだけ肌を隠す

危険生物に注意する

対策:事前に危険動物の看板を確認する、ハブクラゲに刺された際に一次対応できるお酢などを持参する
※万が一の場合は、海から上がり、すぐに病院にかかってください

詳しくは以前のブログ記事に書いています。ぜひご覧ください。
過去ブログ:沖縄のアウトドア遊びで注意すべきこと

今回は、「小学生から楽しめる沖縄の無料穴場ビーチ5選」をご紹介しました!
お金をかけずに楽しめる大自然のビーチは、家族にとっても最高の遊び場です。
ぜひ次の週末、ご家族で訪れてみてくださいね!

素敵なビーチタイムをお過ごしください!

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この記事を書いたライター


照屋 寛樹

西自動車商会の広報担当。 西自動車で働くみんなや会社の魅力を発信中♪ 5名家族、趣味は釣り、キャンプ、サバイバルなど自然で遊ぶのが大好きです!! 乗ってるクルマ:日産セレナ、ホンダN-ONE 次に乗りたいクルマ:日産リーフ