【沖縄梅雨入り間近!】梅雨時期に安全で快適にドライブするポイント

2025.04.17

こんにちは。
ニシズの照屋です。

今年も全国に先駆けて、沖縄の梅雨入りが近づいてきました。
湿気が増え、雨が多くなるこの時期は、特に車の運転やメンテナンスに注意が必要です。

そこで今回は、梅雨時期を安全で快適に過ごすためのポイントをまとめました!
梅雨前にぜひご覧ください♪

梅雨時期によくあるクルマのトラブル

梅雨の時期には、以下のようなトラブルが発生しやすくなります。事前にチェックして、安全なドライブを心がけましょう。

タイヤのスリップ

雨に濡れた路面は滑りやすくなるため、タイヤの溝が十分にあるか確認しましょう。

・溝の深さは最低でも1.6mm以上が必要。溝が浅くなるとグリップ力が低下し、スリップの原因になります。(新品時は約8mm)
・ひび割れや偏摩耗(部分的なすり減り)がないかチェック。偏った摩耗がある場合は、早めの交換を検討しましょう。
・タイヤの空気圧も適正に。低すぎると接地面積が増えすぎ、高すぎるとグリップが低下します。ガソリンスタンドなどで定期的に点検しましょう。(車種によって異なりますが、多くは運転席のドアを開けると見えるシール表示から確認できます。

また、これらはガソリンスタンドやカーショップなどで無料でチェックしてもらえます。
自分でも簡単に確認できるので、セルフ式のガソリンスタンドで挑戦してみましょう。

ブレーキの効きが悪くなる

濡れた路面ではブレーキの効きが悪くなりがちです。
特に沖縄の道路は雨の日に滑りやすいと言われています。
これは、琉球石灰岩を含むアスファルトが使用されているためだそうです。
雨の日の運転は、いつも以上に慎重に行うとともに、日頃のメンテナンスもきちんと行いましょう♪

・ブレーキパッドの摩耗具合を確認(目安:3万~5万kmで交換)。
・異音(キーキー音)がする場合はすぐに点検をしましょう。
・ディスクローターのサビも要注意。

雨の日は晴れた日と比べてブレーキを多く使うため、早めの対策をしましょう。
特に長期間点検していない方は、この機会に要チェックです!

視界不良

雨の日は視界が悪くなるため、ワイパーやガラスの状態をチェックしましょう。

・ワイパーの拭きムラやビビリ音がある場合はすぐに交換を。(ワイパーゴムの交換目安は1年に1回です)
・雨の日の汚れをしっかり落とせるようにウィンドウウォッシャー液の補充を忘れずに。
・汚れがあるとガラスが曇りやすくなるため、梅雨前にしっかり拭いておきましょう。

カー用品店などで販売しているガラスの撥水アイテムもおすすめです。
フロントガラスだけではなく、運転席・助手席の窓やサイドミラーにも効果的です。

梅雨時期を安全に運転するためのポイント

梅雨の時期は視界が悪くなり、道路状況も悪化するため、普段以上に慎重な運転が求められます。
ここでは、安全運転のために意識したいポイントを詳しく解説します。

減速運転を心がける

雨の日は路面が濡れて滑りやすくなるため、スピードの出しすぎは大変危険です。
特に以下のようなシチュエーションでは、いつも以上にスピードを抑えましょう。

[カーブや交差点]
急ハンドルを切るとスリップしやすくなるため、手前で十分に減速することが重要です。

[トンネルの出入り口]
トンネル内は乾燥していても、出口付近は急に路面が濡れていることがあります。
スリップを防ぐため、スムーズな運転を意識しましょう。

[水たまりのある場所]
水たまりに入るとハンドルを取られたり、タイヤが浮いて制御不能になる「ハイドロプレーニング現象」が発生する可能性があります。できるだけ避けるか、ゆっくり走行しましょう。

車間距離を広めにとる

濡れた路面ではブレーキの制動距離(止まるまでの距離)が長くなります。
通常の走行時より 1.5倍〜2倍 ほど車間距離を広く取ることで、安全に停車できる余裕を持ちましょう。
また、前の車が巻き上げる水しぶきで視界が悪くなることもあるため、適度な距離を保つことが重要です。

急ブレーキや急ハンドルを避ける

滑りやすい路面では、急な操作がスリップやスピンの原因になります。
特に気をつけたいのが、以下の場面です。

[赤信号での急ブレーキ]
前もって減速し、早めにブレーキを踏むようにしましょう。

[車線変更時の急ハンドル]
水たまりを避けようとして急にハンドルを切ると、スリップの原因になります。ゆっくりとハンドルを動かしましょう。

万が一スリップした場合は、ブレーキを強く踏まず、ハンドルを切りすぎないことが大切です。落ち着いてハンドルを操作し、車のバランスを取り戻しましょう。

ヘッドライトを早めに点灯する

雨の日は曇りがちで視界が悪くなりやすいため、日中でも早めにヘッドライトを点けることをおすすめします。
ヘッドライトを点灯することで、周囲の車や歩行者に自車の存在を知らせ、安全性が向上します。

また、対向車や後続車への視認性を高めるため、フォグランプの活用も効果的です。

歩行者や自転車に注意する

雨の日は歩行者も視界が悪くなり、傘をさしていたり、フードを被っていたりすることで周囲の音や車の接近に気づきにくくなります。
特に注意が必要なのは、以下のポイントです。

[横断歩道]
歩行者が急に飛び出してくる可能性があるため、スピードを落とし、しっかり周囲を確認する。

[駐車車両の陰]
車の陰から突然歩行者や自転車が出てくることがある。

[夜間の視認性]
雨の日はライトを点けていても歩行者が見えにくいため、より注意深く運転する。

車内を快適に過ごすためのコツ

梅雨の時期は湿気が多く、車内が蒸し暑くなったり、ジメジメした不快感を感じることが増えます。
また、湿気がこもるとカビやニオイの原因にもなるため、快適に過ごすための工夫が必要です。
ここでは、車内の快適さを保つための具体的なコツを紹介します。

効果的な湿気対策

[エアコンの外気循環を活用]
内気循環のままだと湿気がこもるので、外気導入で換気をしながら湿気を外へ逃がしましょう。
操作方法が分からなければ、「Auto」ボタンを押せば自動で適切な温度と内気循環と外気循環を切り替えてくれます。

[フロアマットの水分をこまめに乾燥させる]
雨の日に濡れた靴で乗り降りすると、マットが湿ってカビの原因になります。
天気が良い日は外に干したり、新聞紙を敷いて湿気を吸収させるのも効果的です。

消臭・防カビ対策

[除湿アイテムを活用]
毎日運転していれば不要ですが、梅雨の時期あまり運転しない場合はシリカゲル系や炭の除湿剤を車内に設置するのも効果的です。

[車載用空気清浄機を活用]
カー用品店などで販売されているマイナスイオンを発生させる装置が販売しているので、それを活用するのも効果的です。

車内を整理整頓

濡れた傘や衣類を放置するとシートなどに湿気がこもります。
それらがカビや臭いの原因になる場合もあるので、車内には濡れたものをできるだけ何も置かないようにしましょう。

梅雨時期に役立つおすすめアイテム

傘収納グッズ

濡れた傘をそのまま車内に持ち込むと、水滴がフロアマットや座席を濡らしてしまいますが、それを防止するグッズがとても便利です。使用しない時はコンパクトに収納できるタイプもあるので、Amazonなどで探してみてください♪

防水フロアマット・撥水シートカバー

雨の日に濡れた靴で乗車すると、フロアが濡れてカビやニオイの原因になってしまいます。
ゴム製の防水のフロアマットは運転席だけでも準備するだけで車内の汚れ具合が全然違います!
アウトドア好きな方は梅雨時期だけではなく、オールシーズン活用できるおすすめアイテムです。

また、撥水シートカバーは梅雨時期だけの仕様であれば100均などで販売している簡易的なタイプでOKです。
雨で濡れた傘や衣類を置いてもシートに染み込まないため、臭い対策にもなります。

タオルや雑巾

大雨の日は、乗り降りしただけでもドアがびしょ濡れになってしまいます。
素材によってはシミになってしまう場合もあるので、できるだけ早く拭き取ってあげたいですね。
そんな時に便利なのが、マイクロファイバーなどの速乾性のタオルです。
1枚あるだけで雨の日は安心ですね。

梅雨の時期にも定期的な洗車がおすすめ

梅雨時期に洗車をしたら、すぐに雨に降られてしまった…という経験をしたことがある方は多いでしょう。「雨が降ったら洗車しても意味がない」と思うかもしれませんが、結論からいうと梅雨時期でも洗車はきちんと行うことが大切です。
どうせ雨だからと言って、汚れをそのままにしておくと、どんどん頑固な汚れに変わっていき、なかなか落ちなくなってしまいます。さらには車のボディーそのものにダメージを与えてしまう場合も。

それらを避けるためには梅雨の時期にも定期的な洗車がおすすめです。
ということで、梅雨時期に洗車するメリットを簡単に紹介させていただきます。

ボディーの酸化を防ぐことができる

梅雨時期に洗車を怠るとボディーの酸化が進み、車が傷む原因となります。
梅雨時期に定期的に洗車をして汚れを落としておけばボディーの早期劣化を食い止めることができます。

ボディーに傷がつきにくくなる

車に付着した砂や鉄は、雨に濡れると泥団子状の塊になります。
濡れている間は柔らかいですが、乾くと硬くなってボディーを傷付ける原因になります。
汚れが硬くなる前に洗車すれば、車のボディを傷付けるリスクを低減できます。

汚れが落ちやすい

雨の影響で車に付着したゴミやホコリが酸化すると、粘性を帯びて汚れが落ちにくくなります。
頑固な汚れを落とすには手間と時間がかかりますので、そうなる前にできるだけ早めに洗車をしておきましょう。
(どの汚れが落ちにくくなるというのはパッとみて分からないので定期的な洗車がおすすめです)

最後に

梅雨時期は雨の影響で道路環境が悪化し、普段よりも注意が必要になります。また、湿気や気温の変化、雨による汚れなどで、車内環境も不快になりがちです。

今回ご紹介した安全運転のポイントや、梅雨時期でも快適に過ごせるコツ、役立つアイテムが、これからの梅雨シーズンに少しでもお役に立てれば幸いです。

十分に運転に気をつけて、雨の日でも安全で快適なドライブをお楽しみください♪

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この記事を書いたライター


照屋 寛樹

西自動車商会の広報担当。 西自動車で働くみんなや会社の魅力を発信中♪ 4名家族(妻、男女の双子) 釣り、キャンプ、サバイバル、自然で遊ぶのが大好きです!! 乗ってるクルマ:日産セレナ、ホンダN-ONE