軽自動車には軽油?レギュラー? クルマに使用する油種について

2023.08.16

こんにちは。
ニシズの照屋です。

自動車関連のニュースで「軽自動車に軽油を入れてしまい、エンジンを壊してしまった…」ということをよくお聞きします。

実際に2022年12月の産経新聞に「燃料の入れ間違いによってJAFが救援した出動件数が2022年10月の1ヶ月間で105件もあった」というニュースが記載されています。
産経新聞の記事はこちら

最悪の場合、高額な部品交換が必要になる可能性もあるため、クルマを運転される方の最低限の基礎知識として運転するクルマの適切な油種は知っておきたいですね。

そこで今回は、クルマに使用する油種について解説させていただきます。

クルマに使用する油種は主に3種類

全国ほとんどのガソリンスタンドでは、「ハイオク」「レギュラー」「軽油」の3種類の油種が提供されています。
クルマはエンジンの種類によって指定の油種が決められていて、それ以外のガソリンを給油してしまうとエンジンの故障に繋がってしまいます。
それでは、それぞれの特徴を解説させていただきます。

ハイオクガソリン

ハイオクガソリンは、主にスポーツカーなどの高性能のエンジンを搭載されたクルマや、輸入車などに主に使用されています。
ガソリンのノッキング(異常爆発)が起こらない性質の程度を表す「オクタン価」の数字が大きく、性質が良いガソリンです。
価格は3種類のうち一番高価となっています。

【ハイオク指定の主なクルマ】
トヨタ センチュリー
    クラウン
    ランドクルーザー
日産  日産GT-R
    スカイライン
ホンダ NSX
    レジェンド
などなど…(車種によっては一部グレードが対象)

レギュラーガソリン

レギュラーガソリンは、ハイオクガソリンに比べて「オクタン価」が低く安価なガソリン。
価格はハイオクより10円程度安くなっています。
日本車のほとんどがこのレギュラーガソリンです。

軽油

軽油は、ディーゼルエンジン専用の燃料。
1リットルあたりにかかる税金が少ないので、レギュラーガソリンよりも20円程度安くなっています。
軽油から効率よくエネルギーを抽出できる「ディーゼルエンジン」を搭載したクルマで使用できます。

【軽油指定の主なクルマ】
トヨタ ランドクルーザープラド
マツダ CX-5
三菱  デリカD:5
などなど…(車種によっていは一部グレードが対象)

このようにクルマに使用する油種は3種類あり、それぞれ特性が異なります。なので、軽自動車だから「軽油!」という認識ではなく、必ず指定された適正なガソリンを給油するようにしてください。

軽自動車に軽油を給油したらどうなる!?

レギュラー指定のクルマに軽油を給油してしまうと最悪の場合「エンジン停止」

ガソリンタンクの中でレギュラーガソリンと軽油が混ざってしまうと、燃焼効率が下がってしまうため、本来よりもパワーが大きく下がってしまいます。そうすると加速が鈍くなったり、登り坂などでクルマが動かなくなってしまう状況になってしまいます。

更に、ガソリンタンクに軽油しか入っていない場合は、マフラーから黒い排気ガスを吹き出し始め、最終的にはエンジンが停止してしまいます。

間違って給油してしまった場合の対処法

一番の対処は、できるだけ早く燃料を抜く(入れ替える)ということです。気づいたらできるだけ早くガソリンスタンドのスタッフ、もしくはJAFや加入している保険会社へ連絡を入れましょう。

【エンジンをかける前に気づいた場合】
ガソリンタンク内のクリーニングのみで済めば、修理費用も抑えられます。費用は大体2~5万円が相場となっています。

【間違いに気づかずエンジンをかけてしまった場合】
ガソリンタンク以外のパーツに軽油が染みてしまっている場合があるため、エンジン内のクリーニングもしなくてはいけない可能性も。
その場合の費用は5~15万円が相場となっています。

【エンジンが停止するまで気づかなかった場合】
エンジン停止まで至ったら、燃料系や排気系の完全洗浄や部品交換が必要になることがほとんどです。その場合の費用は30万円くらいまで必要になる場合もあります。

そうならないために気をつけたいですね。

※あくまで平均的な相場となっております。車種によって修理費用は異なります。

給油の間違いを起こさないために

間違って指定以外の油種を給油しないために、下記のチェックポイントに気をつけましょう。

給油口のハッチ裏を確認する

クルマの指定燃料を確認する方法として、給油口のハッチ裏に貼られているシールを確認するという方法があります。

ハイオクガソリンの場合
・無鉛プレミアムガソリン
・無鉛ハイオク
・ハイオク

レギュラーガソリンの場合
・無鉛ガソリン
・レギュラー

軽油の場合
・軽油
・DIESEL

とそれぞれ記載されたシールが貼られています。

ガソリンスタンドのスタッフへ聞く

シールが貼られていなかったり、自信が無い方はスタッフに聞いてみてください。
間違って給油しようとしていたら声をかけてくれる優しいスタッフもいらっしゃいます。
分からないことは恥ずかしがらずにスタッフになんでも聞きましょう。

今回は給油に関してのトラブルを防ぐため、クルマに使用する油種についてご説明させていただきました。

こういったミスは特に「レンタカー利用中」の方に多いそうです。
仕事でもそうですが、普段慣れていないクルマの給油をする際、必ず事前に確認をしてから給油するよう心がけましょう。

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この記事を書いたライター


照屋 寛樹

西自動車商会の広報担当。 西自動車で働くみんなや会社の魅力を発信中♪ 4名家族(妻、男女の双子) 釣り、キャンプ、サバイバル、自然で遊ぶのが大好きです!! 乗ってるクルマ:日産セレナ、ホンダN-ONE