車のトラブル対処法|バッテリー上がり・パンク・警告灯・冠水時の対応を解説
こんにちは。
ニシズの照屋です。
日頃から車に乗っていると、予期せぬトラブルに遭遇することがあります。
たとえば、
エンジンがかからない
タイヤがパンクした
警告灯が点灯した
高速道路でトラブルが起きた
など、普段あまり起こらないことだからこそ、いざというときに焦ってしまいますよね。
今回は、車でよくあるトラブルと、万が一起きたときの対応について、わかりやすくご紹介します。
事前に知っておくだけでも、落ち着いて行動しやすくなりますので、ぜひ参考にしてください。
結論:車のトラブル時は「安全確保」が最優先!
運転中に異変を感じたときに一番大切なのは、無理に走り続けないことです。
まずはハザードランプを点け、周囲の状況を確認しながら、安全な場所に停車しましょう。
高速道路の場合は、車内に残ることも大変危険です。運転者も同乗者も、ガードレールの外側など安全な場所へ避難するようにしましょう。
また、車が動かなくなってしまった場合は、二次事故を防ぐためにも、ハザードランプを点灯させるなどして後続車に知らせることが大切です。
自身の安全を確保したうえで、加入している自動車保険のロードサービスやJAFなどに連絡しましょう。
バッテリー上がり | 一番多い車のトラブル
車のトラブルで特に多いのが、バッテリー上がりです。
JAFの2025年度ロードサービス出動理由では、一般道路と高速道路を合わせた四輪・二輪合計の出動理由トップ3が、1位「バッテリー上がり」、2位「タイヤのパンク・バースト・エアー圧不足」、3位「落輪・落込」とされています。 ※JAF公式HPより
どんな症状が出たらバッテリー上がり?
次のような症状がある場合は、バッテリー上がりの可能性があります。
・エンジンがかからない
・セルモーターの音が弱い、または「カチカチ」と音がするだけ
・メーターや室内灯が暗い
・スマートキーが反応しにくい
・ヘッドライトがいつもより暗い
・ドアロックの反応が弱い
バッテリー上がりの主な原因としては、ライトや室内灯の消し忘れ、半ドア、バッテリーの劣化、エアコンなど電装品の使いすぎがあげられます。
バッテリー上がりの対応
自宅や駐車場であれば、ロードサービスや整備工場へ連絡します。
外出先でエンジンがかからない場合も、無理に何度もエンジンをかけようとせず、ロードサービスや保険会社の付帯サービスを利用するのが安心です。
ブースターケーブルを使ってジャンプスタートする方法もありますが、接続方法を間違えると車の電装品を故障させるおそれがあります。
特にハイブリッド車、アイドリングストップ車、最近の電子制御が多い車は注意が必要です。
不安な場合は、自分で作業せずプロに依頼しましょう。
バッテリー上がりの予防ポイント
バッテリー上がりを防ぐには、日頃の確認が大切です。
・ライトや室内灯の消し忘れに注意する
・半ドアになっていないか確認する
・短距離走行が多い場合はバッテリーが充電されにくいことを知っておく
・2〜3年以上交換していない場合は点検する
・エンジンのかかりが悪いと感じたら早めに相談する
・定期点検時にバッテリーの状態を確認してもらう
沖縄は暑い時期が長く、エアコンを使う機会も多いため、バッテリーに負担がかかりやすい環境です。
早めの点検をおすすめします。
タイヤがパンクした場合
タイヤのパンクも、車のトラブルで多いもののひとつです。
釘や金属片を踏んで空気が抜けるケースもあれば、空気圧不足やタイヤの劣化によってバースト(破裂)するケースもあります。
パンクした時の症状
次のような症状があれば、パンクの疑いがあります。
・ハンドルが左右どちらかに取られる
・走行中にゴトゴト、バタバタという音がする
・車体が傾いている
・タイヤ空気圧警告灯が点く
・加速が重く感じる
・走行中に振動が大きくなる
パンクした時の対応
走行中にパンクに気づいたら、急ブレーキや急ハンドルは避けましょう。
ハザードランプを点け、ゆっくり速度を落としながら安全な場所へ移動します。
停車後は、交通量の多い場所で無理にタイヤ交換をしないことが大切です。
特に夜間、雨天時、カーブ付近、高速道路では、自分で作業するのは危険です。
スペアタイヤがある車は交換できる場合もありますが、最近の車はスペアタイヤではなくパンク修理キットが搭載されていることも多くあります。
使い方がわからない場合や、大きく破損している場合は、ロードサービスや整備工場へ連絡しましょう。
パンクの予防ポイント
パンクやバースト(破裂)を防ぐには、タイヤの状態確認が重要です。
・ガソリンスタンドなどで定期的に空気圧を確認する
・タイヤの溝が減っていないか確認する
・ひび割れや傷がないか確認する
・釘や異物が刺さっていないか確認する
・スペアタイヤやパンク修理キットの有無を確認する
タイヤは車と道路をつなぐ大切な部品です。
少しでも異変を感じたら、早めに点検しましょう。
脱輪した場合
脱輪とは、タイヤが側溝や段差、ぬかるみなどに落ちて、車が動けなくなる状態です。
初期対応を誤ると車にダメージを与えてしまう場合があるので、注意が必要です。
脱輪した時の対応
脱輪した場合、まずは無理にアクセルを踏まないことが大切です。
無理に動かそうとすると、タイヤやホイール、足回り、バンパー、下回りを傷める可能性があります。
また、車が不安定な状態で動いてしまい、さらに危険な状況になることもあります。
まずはハザードランプを点け、周囲の安全を確認します。
道路上で他の車の通行に支障がある場合は、警察や道路管理者への連絡も必要です。
そのうえで、ロードサービスや整備工場へ相談しましょう。
脱輪の予防ポイント
脱輪は、狭い道や見通しの悪い場所で起こりやすいトラブルです。
・狭い道では無理に寄せすぎない
・側溝や段差の位置を確認する
・夜間や雨の日は特に慎重に運転する
・バックする時はミラーだけでなく目視もする
・不安な道では無理に進まない
・駐車場や農道、住宅街では低速で走る
沖縄では、住宅街の細い道や畑道、見通しの悪い路地も多くあります。
少しでも不安を感じたら、無理に進まず、安全に切り返せる場所を探しましょう。
ガス欠・電欠した場合
ガス欠は「まだ走れるだろう」と思っているうちに起こりやすいトラブルです。
特に夜間、早朝、北部方面、離島、土地勘のない場所では、近くに営業中のガソリンスタンドが見つからない場合があります。
また、電気自動車の場合は、バッテリー残量がなくなって走行できなくなる「電欠」にも注意が必要です。
充電スポットが近くにあっても、営業時間外だったり、充電器が使用中・故障中だったりする場合もあるため、ガソリン車以上に早めの確認が大切です。
ガス欠・電欠になった時の対応
ガス欠や電欠になりそうだと感じたら、完全に止まってしまう前に、早めに安全な場所へ停車しましょう。
迷惑にならない駐車場、広い路肩など、安全に停められる場所へ移動できるうちに停車することが大切です。
すでに走行できなくなった場合は、ハザードランプを点け、後続車に注意しながら安全を確保します。
道路上で止まってしまった場合は、追突事故を防ぐため、車内に残らず安全な場所へ避難してください。
その後、ロードサービスや保険会社へ連絡します。
また、電気自動車が電欠した場合、その場ですぐに充電できるとは限りません。
多くの場合、ロードサービスで近くの充電スポットや安全な場所まで搬送してもらう対応になります。
無理に押して移動したり、交通量の多い場所で待機したりするのは危険です。
ガス欠・電欠の予防ポイント
ガス欠や電欠は、早めの給油・充電で防ぎやすいトラブルです。
・燃料計が半分を切ったら給油を意識する
・電気自動車はバッテリー残量に余裕を持って充電する
・遠出の前に必ず燃料や充電残量を確認する
・北部や離島へ行く時は、ガソリンスタンドや充電スポットの場所を事前に確認する
・充電スポットは、営業時間・対応車種・急速充電の有無も確認する
・代車やレンタカーは燃料の種類、電気自動車の場合は充電方法も確認する
電気自動車は、エアコンの使用、坂道、高速走行、渋滞などによって電力消費が増えることがあります。
表示されている航続可能距離だけを過信せず、余裕を持った充電計画を立てておきましょう。
「まだ大丈夫」ではなく、ガソリン車も電気自動車も早めの給油・早めの充電が安心です。
警告灯が点いた場合
メーター内に警告灯が点くと、不安になりますよね。
警告灯や表示灯は、色によって緊急度が異なります。
ここでは「赤色」「黄色・オレンジ色」「青色・緑色」の3種類に分けてざっくりとご紹介させていただきます。
また、警告灯の種類や細かい対応の方法は過去記事の【解説】車の警告灯の意味と対処方法についてをご覧ください。
赤色の警告灯
赤色の警告灯は、危険度が高いサインです。
たとえば、ブレーキ警告灯、油圧警告灯、水温警告灯、充電警告灯などが赤く点灯した場合は、すぐに安全な場所へ停車しましょう。
そのまま走り続けると、エンジンの焼き付き、ブレーキ不良、オーバーヒートなど、重大な故障や事故につながるおそれがあります。
赤色の警告灯が点いたら、無理に走行せず、ロードサービスや整備工場へ相談してください。
黄色・オレンジ色の警告灯
黄色やオレンジ色の警告灯は、赤色ほど緊急性が高くない場合もありますが、早めの点検が必要です。
代表的なものには、エンジンチェックランプ、ABS警告灯、タイヤ空気圧警告灯などがあります。
点灯していても車が普通に走ることがありますが、「走れるから大丈夫」と放置するのは危険です。
加速が悪い、振動がある、異音がする、焦げたにおいがするなどの症状がある場合は、すぐに安全な場所へ停車しましょう。
症状がなくても、できるだけ早めに整備工場で点検を受けることをおすすめします。
青色・緑色の表示灯
青や緑は、多くの場合「機能が作動していること」を知らせる表示灯です。
たとえば、ハイビーム表示灯は青、方向指示器やライト点灯表示は緑で表示されることがあります。
ただし、車種によって表示の意味が異なるため、見慣れないランプが点いた場合は取扱説明書を確認しましょう。
不安な場合は、販売店や整備工場へ聞いてみても安心ですね。
高速道路でのトラブル
高速道路でのトラブルは、一般道路よりも危険度が高くなります。
車の速度が速いため、停車中の車に後続車が追突する危険があります。
トラブル時は、まず自分と同乗者の安全を守ることを最優先にしましょう。
高速道路で事故・故障が起きた時
高速道路で事故や故障が起きた場合、車道や路肩を歩き回るのは非常に危険です。
NEXCO西日本の公式ホームページでも、高速道路上でトラブルが発生した際は、次のような順番で行動することが推奨されています。
1.ハザードランプを点ける
2.可能であれば路肩や非常駐車帯へ移動する
3.発炎筒や停止表示器材で後続車へ知らせる
4.運転者も同乗者もガードレールの外などへ避難する
5.安全な場所から110番、非常電話、#9910などへ通報する
逆走車を見かけた時
高速道路で逆走車を見かけた場合は、絶対に自分で止めようとしないでください。
逆走車情報を見聞きしたら、速度を落とし十分な車間距離を取ること、逆走車を前方に発見したら衝突を避けるよう注意して走行すること、同乗者からの110番や非常電話、料金所スタッフへの申し出を行います。
逆走車は追い越し車線を走行してくる傾向があるため、情報板やハイウェイラジオで逆走情報を見聞きした場合は、速度を落として慎重に走行しましょう。
落下物を見つけた時
高速道路で落下物を見つけても、自分で拾いに行ってはいけません。
落下物、道路の穴ぼこ、路面の汚れ、車両故障など、車の通行に支障となる道路の異状は、道路緊急ダイヤル「#9910」で通報できます。
#9910は高速道路、国土交通省が管理する国道、都市高速道路で共通の番号で、24時間受け付けています。
運転中の通話は危険なので、同乗者に通報してもらうか、安全な場所に停車してから連絡しましょう。
あおり運転をされた場合
あおり運転をされた場合は、相手に反応しないことが大切です。
急ブレーキを踏み返したり、幅寄せし返したり、相手をにらんだりすると、さらに危険な状況になる可能性があります。
警察庁は、妨害運転を受けた場合、サービスエリアやパーキングエリアなど交通事故に遭わない場所へ避難し、車外に出ず、ためらわず110番通報するよう案内しています。
また、ドライブレコーダーは悪質・危険な運転行為の抑止にも有効とされています。
※ドライブレコーダー設置の重要性に関しては過去記事の【今や常識!?】車にドラレコ設置をオススメする理由をご覧ください。
安全な場所に停車したら、ドアをロックし、窓を開けず、警察の到着を待ちましょう。
あおり運転をされないために
あおり運転は、相手が悪質な場合もありますが、こちらの運転がきっかけになることもあります。
次のような運転を避けることで、トラブルを防ぎやすくなります。
・急な割り込みをしない
・無理な車線変更をしない
・追越車線を走り続けない
・十分な車間距離を取る
・急ブレーキを避ける
・合流時は早めにウインカーを出す
・相手に譲る余裕を持つ
思いやりや譲り合いの気持ちを大切にしながら、安全な速度と方法で、心に余裕を持って運転したいですね。
冠水した場合
沖縄では、急なスコールや台風の影響で、短時間の雨でも道路が冠水することがあります。
特に、低い場所にある道路や、周りより低くなっている道、川の近く、水はけの悪い交差点、海に近く標高の低い地域では注意が必要です。
国土交通省の道路防災情報WEBマップでは、道路冠水想定箇所や事前通行規制区間などを地図や一覧で確認できます。
また、沖縄県も洪水浸水想定区域図を公表しており、想定最大規模の降雨による浸水区域や水深などの情報を確認できます。
冠水道路には入らない
冠水している道路を見つけたら、無理に進入しないことが大切です。
水深が浅く見えても、実際には道路がえぐれていたり、マンホールのふたが外れていたり、流れが強くなっていたりする場合があります。
「前の車が通れたから大丈夫」
「いつもの道だから大丈夫」
「少しの距離だから大丈夫」
このように判断するのは危険です。
冠水した道路では、エンジンが水を吸い込んで停止することがあります。
また、水位が上がると車が浮いて流される危険もあります。
冠水道路に入ってしまったら
走行中に冠水道路へ入ってしまった場合は、慌てず、急加速や急ブレーキを避けてください。
ただし、水位が高い場合や、前方の状況がわからない場合は無理に進まず、安全な場所へ避難することを優先しましょう。
冠水路を抜けた後も、ブレーキの効きが悪くなる場合があります。
安全な場所でゆっくりブレーキを踏み、異常がないか確認してください。
少しでも異音や振動、警告灯の点灯がある場合は、早めに整備工場で点検を受けましょう。
冠水で車が止まってしまったら
冠水した場所でエンジンが止まった場合は、再始動しないことが大切です。
エンジン内部に水が入っている状態で再始動すると、故障が大きくなる可能性があります。
車が止まったら、まず身の安全を確保してください。
水位が上がっている、ドアが開きにくい、車内に水が入ってくるなど危険を感じる場合は、車より命を守る行動を優先しましょう。
万が一に備えて、車内に緊急脱出用ハンマーを備えておくのもおすすめです。
まとめ
車のトラブルは突然起こりますが、まず大切なのは安全な場所に停車し、無理に走り続けないことです。
バッテリー上がり、パンク、脱輪、ガス欠・電欠は、日頃の点検や早めの給油・充電で防げることも多いトラブルです。
警告灯が点いた時は、色や症状を確認し、必要に応じて早めに整備工場へ相談しましょう。
また、高速道路では車内に残らず安全な場所へ避難すること、冠水道路には入らないことが大切です。
少しでも「いつもと違う」と感じたら、放置せず早めに点検を受けることで、大きなトラブルを防ぐことにつながります。
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この記事を書いたライター
西自動車商会の広報担当。 西自動車で働くみんなや会社の魅力を発信中♪ 5名家族、趣味は釣り、キャンプ、サバイバルなど自然で遊ぶのが大好きです!! 乗ってるクルマ:日産セレナ








