【解説】警告灯の意味と対処方法について

2021.11.30

こんにちは。
ニシズブログの照屋です。

突然ですが、運転中にいきなり見慣れないマーク(警告灯)が表示されてビックリしたことはありませんか?
そのまま走行して大丈夫なのか?故障なのか?誰に聞いたらいいのか? などなど…

クルマにはたくさんの警告灯があり、全て覚えるのは大変ですよね。
そこで、本日は警告灯の種類とその対処方法についてお伝えしていきます♪

警告灯は「色」で危険度がわかる

警告灯は、「クルマが故障した」または「何かしらの不具合が発生した」という時に、ドライバーに対して警告を知らせるものです。
警告灯には赤・黄・緑の3つの色があり、それぞれの色によって危険度(緊急性)の高さが異なります

赤色の警告灯

赤色の警告灯は、クルマに “異常が発生していること” を知らせています。
つまり「赤色=そのまま走行しては危険な状態」である可能性が高いです。
3色の警告灯のなかでも最も危険度(緊急性)が高いものとなります。

走行中に赤色の警告灯が点灯した場合は、できるだけ早く安全が確保できる場所にクルマをとめて整備工場へ連絡し、点検・修理を行う必要があります。絶対にそのままの状態で走行しないでください。

黄色の警告灯

黄色の警告灯は、“注意” を示しています。
赤色ほど危険度(緊急性)は高くないですが、クルマになんらかの異常が発生している可能性が高い状態です。
また、ドライバーや同乗者の操作ミスによる点灯も考えられるので、警告灯の種類を確認してから対処してください。
中にはエンジンを一度OFFにしたら消えるものもあります。

緑色の警告灯

緑色の警告灯は、クルマの機能が “正常に作動中” ということを示しています。
走行に問題はありません。

また、国際規格(ISO)によって警告灯の色や形は指定されています。
国産車・輸入車であっても基本的には一緒なので、そこは安心ですね。

警告灯の意味と対処方法

赤色の警告灯

ブレーキ警告灯

ブレーキ警告灯には2つの異常の可能性があります。
一つ目は、「パーキングブレーキがかかっている状態で走行している」ということを示しています。
安全な場所で一旦停車して、まずはパーキングブレーキの解除忘れが無いか確認しましょう。

パーキングブレーキを解除しても警告灯が消えなければ、ブレーキオイルが漏れているなど「ブレーキ系統に異常が発生している」可能性があります。
警告灯が消えない場合、そのまま運転するのは非常に危険なのでスグに行きつけの整備工場、販売店などに連絡をしてください。

充電警告灯(バッテリーランプ)

充電警告灯は、バッテリーの本体や充電系統に異常がある場合に点灯します。
主な原因として、電気を生み出すオルタネーター(発電機)の故障、動力を伝えるVベルトという部品に異常があったり、バッテリーの劣化などが考えられます。

オルタネーターが故障すると、クルマの走行に必要な電力がバッテリーに供給されなくなります。
充電が切れた時点でクルマは停止し、エンジンもかからなくなります。

走行不能になる前に安全な場所に停止させてエンジンをOFFにして行きつけの整備工場、販売店などに連絡をしてください。

油圧警告灯(オイルランプ)

油圧警告灯は、エンジン稼働中にオイルの油圧が低下する場合に点灯します。
主な原因としては、オイル量の減少やポンプの破損、圧力センサーの故障などが考えられます。

オイル量が不足していた場合であれば、オイルを補充すれば解決する場合がほとんです。
しかし、そうでなければ重大なトラブルの可能性があります。

そのまま走行していると、エンジン内部でオイルが循環しない状態が続き、エンジンが焼き付けを起こしてしまう可能性があります。最悪の場合、車両火災に至る場合もあるので、安全な場所に停止させてエンジンをOFFにして行きつけの整備工場、販売店などに連絡をしてください。

※エンジンオイルの残量を確認する方法はこちらの記事を参考にしてください
https://www.nishijidosha.co.jp/tenken-okinawa/

水温警告灯

高水温警告灯は、エンジン冷却水であるラジエーターのクーラント液の温度が高温になっている場合に点灯します。
主な原因としては、冷却水が漏れていたり、冷却水を循環させるための部品の故障などが考えられます。

エンジンを冷やしている冷却水は非常に重要な役割を担っています。
以前はアナログメーターでの表示もありましたが、最近では簡素化されている場合が多いかと思います。

そのまま走行していると、オーバーヒートを起こしてしまう可能性があります。
最悪の場合、車両火災に至る場合もあるので、安全な場所に停止させてエンジンをOFFにして行きつけの整備工場、販売店などに連絡をしてください。

シートベルト警告灯

シートベルト警告灯は有名ですね。
エンジンがONになっている状態で、シートベルトが装着されていない場合に点灯します。

シートベルトを装着しないまま走行すると、点灯から点滅に変化し、警告音を鳴らします。
シートベルトを装着しないまま走行するのは大変危険ですので、絶対に装着するようにしましょう。

半ドア警告灯

半ドア警告灯も有名ですね。
エンジンがONになっている状態で、いずれかのドアが開いている(しっかりと閉まっていない)時に点灯します。

ドアが開いている状態での走行は、人や荷物が落下する危険性があるため注意が必要です。
安全な場所に停車してから、すべてのドアがきちんと閉まっているかを確認しましょう。

SRSエアバッグ警告灯

SRSエアバッグ警告灯は、エアバックやシートベルトの異常を知らせる警告灯です。

走行に影響はありませんが、エアバッグに異常があると万が一事故にあったときエアバッグが正しく作動しなかったり、誤動作を起こして急に開いてしまったりする可能性があります。
警告灯が点灯したら、行きつけの整備工場、販売店などに連絡して点検を受けましょう。

黄色の警告灯

ブレーキ警告灯

赤色のブレーキ警告灯よりは緊急ではありませんが、ブレーキシステムに異常が発生している可能性があります。
点灯しているまま走行し続けると故障につながる可能性があるので、できるだけ早めに行きつけの整備工場、販売店などで点検を受けましょう。

エンジン警告灯

エンジン警告灯は、エンジンもしくはトランスミッションが異常状態にある場合に点灯します。
吸気系から駆動系まで色々な原因が考えられるため、一般の方で原因を突き止めるのは難しいです。
できるだけ早く行きつけの整備工場、販売店などに連絡をしてください。

ABS警告灯

ABS警告灯は、ABSが正しく動作していない場合に点灯します。

※ABS(アンチロックブレーキシステム) = ブレーキを強くかけたときにタイヤがロックされるのを防ぐ機能

通常のブレーキの範囲内であれば走行に問題ないですが、万が一急ブレーキをかけないといけないシーンに遭遇した場合、ABSが正常に動作せず事故の原因となる可能性があります。
できるだけ早く行きつけの整備工場、販売店などに連絡をしてください。

油量警告灯

油量警告灯は、エンジンオイルが不足している可能性がある場合に点灯します。
すぐに停車して確認する必要はありませんが、できるだけ早くエンジンオイルの量を確認し、少なければ補充しましょう。

※エンジンオイルの残量を確認する方法はこちらの記事を参考にしてください
https://www.nishijidosha.co.jp/tenken-okinawa/

EPS警告灯(電動パワーステアリング警告灯)

EPS警告灯は、パワーステアリングが異常状態にある場合に点灯します。
点灯していても走行は可能ですが、パワーステアリングの補助が無くなるため、ハンドルが重くなる場合があります。
できるだけ早く行きつけの整備工場、販売店などに連絡をしてください。

タイヤ空気圧警告灯

タイヤ空気圧警告灯は、タイヤの空気圧が減少していたりパンクなどの異常が発生している場合に点灯します。
点灯した場合は、安全な場所に停止させてタイヤの状態を確認しましょう。

万が一パンクしていた場合、スペアタイヤに交換するか、パンク修理キットなどを使用して走行できる状態にしましょう。
しかし、スペアタイヤもパンク修理キットも「一時的な応急処置」となります。
長期間そのままで使用するのは危険なので、できるだけ早く行きつけの整備工場、販売店などでタイヤ修理や交換を行いましょう。

スペアタイヤ交換や、パンク修理キットなどで応急処置ができない方は、その場で行きつけの整備工場、販売店などに連絡してください。
絶対にパンクした状態のまま走行しないようお願いします。

※ホイールまでダメになってしまった場合、修理代・交換代が高額になってしまいます

ウォッシャー液警告灯

ウォッシャー液警告灯は、タンクに補充されているウォッシャー液が不足している場合に点灯します。
そのまま走行しても問題はありませんが、できるだけ早くガソリンスタンドなどで補充することをオススメします。

ウォッシャー液が不足している時にワイパーを動かすと、ガラスを傷つけてしまう原因となります。
ガラスの修理代は高額になるケースがほとんどなので、なるべく早く補充しましょう。

まとめ

今回は、警告灯の種類とその対処方法についてお伝えしました♪
緑色は、クルマの機能が “正常に作動中” ということを示しているため、特に問題はありませんが、
赤色・黄色の場合は必ずマークの意味と対処方法を調べていただき、適切な対応をお願いいたします。

また、記事内でご紹介した警告灯意外にも、様々なマークの警告灯が存在します。
クルマの取扱説明書にも、マークの意味と対処方法が記載されています。
安心・安全なカーライフを送るためにも、時間がある時にぜひ一読してみることをオススメします♪

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