車の保険完全ガイド!自賠責保険、任意保険、おすすめの特約とリース保険について解説!

2025.06.17

こんにちは。
ニシズの照屋です。

車を運転していると、事故のリスクはどうしてもついてきてしまいます。
私は大丈夫…と思っていても、予測できない出来事が起こることもあるので、備えはとても大切です。
でも、車の保険についてどんな保険に入ればいいのか…実際どれを選べば安心なのか…悩むこともありますよね。

自賠責保険や任意保険の違い、そして特約※1をどう選べばいいのか、車の保険に関して気になることがたくさんあるかと思います。
今回は、それらを分かりやすく解説し、あなたにぴったりの保険を選ぶ手助けをしたいと思います。
安全で安心なドライブのために、ぜひ一緒に確認していきましょう!

※1
特約・・・メインの保険に付け加えるオプションのこと

自動車の保険の種類は2つ!

車に関する保険は大きく分けて、自賠責保険任意保険の2種類があります。
それぞれの特徴と必要性を詳しく解説します。

自賠責保険

自賠責保険は、正式には「自動車損害賠償責任保険」と言い、すべての自動車に加入が義務付けられている保険です。そのため、強制保険とも呼ばれます。

車や400cc以上のオートバイの場合は、車両購入時や車検の際に整備工場で自賠責保険に加入することができます。
400cc以下のオートバイに関しては、車検制度が無いため、自身で管理する必要があります。

自賠責保険は主に、人身事故に対する賠償をカバーしますが、物損事故や車両の修理費用には対応しません
事故を起こしても、被害者への最低限の補償を確保するための保険です。

主な補償内容

・傷害による損害(治療費、入通院慰謝料、休業損害など)  120万円
・後遺障害による損害(逸失利益、慰謝料など)       75万円~4,000万円
・死亡による損害(葬儀費、逸失利益、慰謝料など)     3,000万円

傷害による損害金が上限120万円なので十分と感じる方もいらっしゃると思いますが、相手が仕事を休んだ場合の補償や通院している期間に対する慰謝料も発生しますので、完治まで2ヶ月以上かかるようなケガの場合はすぐに上限額まで達してしまいます。

補償対象外

・物損事故(他人の車や電柱、建物などの物に対する損害)
・運転者自身のケガ(運転者自身が事故で負傷した場合)
・単独事故(電柱に衝突して自分がケガをしたなど、他人を巻き込まない事故)

任意保険

先ほど解説した自賠責保険が法律で加入が義務付けられている「強制保険」であるのに対し、任意保険はドライバー自身の意思で加入するかどうかを決められます。

自賠責保険だけでは補償が限定的であり、万が一の事故の際に甚大な経済的負担を負うリスクがあるため、西自動車商会では、ご利用いただいているお客様すべてに任意保険をご案内しております。

任意保険の最大の目的は、自賠責保険ではカバーしきれない損害を補償することです。
事故の相手方が無保険だった場合の補償や、ロードサービスなど、いざという時に安心できるサービスもたくさんあります。
具体的には、以下のような補償があります。

主な補償内容

・対人賠償保険(他人へのケガの補償) ※賠償額が億単位になる場合もあるので、「無制限」での契約を推奨
・対物賠償保険(他人への物の損害の補償) ※賠償額が億単位になる場合もあるので、「無制限」での契約を推奨
・人身傷害保険(自分や同乗者のケガの補償)
・車両保険(自分の車の修理費用の補償) ※保険料に大きく関わるため、車の状態や使用方法によって検討を推奨

特約について

主契約の補償に加えて、さらに手厚い保障や便利なサービスを追加できるのが特約です。

・弁護士費用特約(事故相手との示談交渉がうまくいかない場合などに、弁護士に依頼する費用を補償)
・個人賠償責任特約(自動車事故以外の日常生活における賠償責任を補償)
・代車費用特約(事故で車が修理・買い替えになる際に、代車の費用を補償)

カーリースに適した保険

カーリースは原則として契約期間中の中途解約ができません。
全損事故などで車が使用不能になった場合、契約を解約するためには、残りのリース料一括支払いや違約金が発生してしまいます。
カーリースに適した保険は、それらのリスクをカバーすることができます。

内容は様々で、月々のリース料金に保険料を含めることができるケースや、通常の任意保険のように保険料は別途支払うケースもあります。

お客様が利用するお車や利用方法などによってご提案内容が異なるため、西自動車商会ではお客様に合った最適なプランをご提案させていただいております。

お車の購入方法によって適している任意保険の種類や特約も異なるため、購入時に必ず相談してください。

任意保険に加入しないリスク

実は沖縄県は日本一、任意保険の加入率が低い地域なんです。これはとても危険なことだと感じています。
全国平均88.4%の加入率に対し、沖縄は全国最下位の80.2%となっています。 ※2023年時点、自社調べ

つまり、4人に1人は保険未加入…
自分と自分の車を守るために、このブログを見ていただいている皆さんはぜひ任意保険に加入をお願いします。

もし任意保険に加入せず、事故を起こしてしまうとどのようなリスクがあるのでしょうか。

事故を起こした際の賠償責任

任意保険に加入していない場合、自分の事故を起こした際に相手方への賠償責任を全額自己負担しなければならず、金銭的な負担が非常に大きくなります。特に重大な事故を起こした場合、その額は非常に高額になる可能性があります。
また、自身の車の修理や自身の治療費についても全額自己負担となります。

賠償事例

・追突してしまい相手方の車(国産車)のバックドアの凹みを修理 → 10万円
・交差点でのオートバイと接触事故、入院し完治までの補償 → 400万円
・車を店舗に衝突させてしまった → 1億3,450万円(休業損害等含む)
・医大生を轢いてしまい後遺症を負わせてしまった → 3億9,725万円

どれも簡単に支払いできる金額では無いですよね。
自分だけは大丈夫…とは考えずに、自動車を所有・運転する義務だと思って「任意保険」には必ず加入しましょう。

賠償金が支払えない場合

賠償金が支払えなかったりする場合には、裁判を起こされる可能性があります。
裁判を起こされると、裁判所から加害者に対して呼び出しの文書が届きます。

裁判を自分で進めていくのはとても大変なので基本的には弁護士に相談すると思いますが、それも費用がかかります。
裁判所からの呼び出しを無視していると「加害者側の主張はない」という扱いになって敗訴することになります。

敗訴すると損害賠償請求を受けてしまいます。
損害賠償が払えず、そのままにしておくと…

加害者の自宅や給与の差押えがされる可能性があります。
裁判所によって強制的に財産を没収され、賠償金の支払いをさせられるという制度となっており、
差し押さえの対象となる財産は現金、預金、不動産、保険の解約返戻金、今後受けとる給与など様々です。

自宅や給与の一部が強制的に取られるので、加害者の生活に大きな支障をきたすことになります。

場合によって、車は凶器となりえます。
意図しない場合でも相手を傷つけてしまう場合があります。
相手への賠償を行うことを考えず、保険に加入しない状態で車を運転するのは危険ですね。

繰り返しにはなりますが、自分だけは大丈夫…とは考えずに、自動車を所有・運転する義務だと思って「任意保険」には必ず加入しましょう。

西自動車商会で保険に加入するメリット

車の保険に加入する際、どこで契約をするかはとても重要なポイントです。
特に、車に関する深い知識と経験を持つプロフェッショナルに相談することは、お客様にとって大きな安心感に繋がります。
西自動車商会では、車に特化した保険の専門家がサポートさせていただきます。
ここでは、西自動車商会で保険に加入するメリットをいくつかご紹介します。

自動車保険について特化したプロ集団

西自動車商会はただの保険代理店ではなく、車に特化したプロ集団です。
車の整備や販売を長年にわたり行ってきた経験から、自動車保険に関する深い知識を持っています。
そのため、事故や故障に関するリスクを十分に理解し、適切な保険プランをご提案できます。
一般的な保険代理店では対応しきれないような、車両の修理費用や特定のリスクに対するカバーを最適にプランニングできるのが西自動車商会の強みです。

事故についての経験が豊富

事故に遭遇した場合どのように対応すべきか、何を優先すべきかを知っていることが重要です。
西自動車商会では、事故処理や保険請求に関する豊富な経験を持つスタッフが揃っています。
事故時のサポート体制がしっかりしているので、万が一の際にもスムーズに保険手続きを行い、負担を軽減できます。事故後の対応に不安がある方も、安心して任せていただけます。

リースに適している保険のかけ方を熟知している

当社では、カーリース「スーパー乗るだけセット」を提供しており、リース車両に最適な保険のかけ方に関しても熟知しています。
リース車両は通常の購入方法とはリスクが異なるため、特に注意が必要です。
リース車両に乗られている方にとって、適切な保険を選ぶことは非常に重要です。
西自動車商会では、その点についても細かくアドバイスさせていただきます。

1社専属ではなく、3社の扱いが出来るからこそ、お客様に合った保険をご提案

西自動車商会では、1社専属ではなく、複数の保険会社と提携しているため、お客様に最適な保険を幅広い選択肢から選んでご提案できます。
特定の保険会社に縛られず、3社以上の保険商品を比較することができるので、あなたのニーズや予算に合わせた最適なプランを見つけることが可能です。
これにより、より柔軟で的確な保険選びをサポートできます。

自動車以外の様々な保険についてもアドバイス!

西自動車商会では、自動車以外の保険についても幅広く対応しています。
たとえば、生命保険や火災保険なども取り扱っており、お客様のライフスタイルに合わせて必要な保険を一括でご提案・アドバイスできる点が、西自動車商会の大きな特徴です。
自動車に関する保険だけでなく、ライフプランに合わせた保険選びができるため、安心してお任せいただけます。

沖縄県で自動車保険にお悩みの方は西自動車商会まで!

沖縄で自動車保険にお悩みの方は、ぜひ西自動車商会にご相談ください。
お客様に最適な保険プランを提案し、事故時には迅速にサポートいたします。
どんな些細な疑問や不安にも対応し、お客様に安心したカーライフを提供いたします。
まずはお気軽にお問い合わせください!

西自動車商会 登川本店

住所:沖縄市登川2398
電話:098-938-7255(ガイダンス3番)※保険部直通電話となります
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この記事を書いたライター


照屋 寛樹

西自動車商会の広報担当。 西自動車で働くみんなや会社の魅力を発信中♪ 4名家族(妻、男女の双子) 釣り、キャンプ、サバイバル、自然で遊ぶのが大好きです!! 乗ってるクルマ:日産セレナ、ホンダN-ONE