実は逆効果かも?車の使い方で勘違いしやすい8つのこと
こんにちは。
ニシズの照屋です。
普段、何気なくしている車の使い方やメンテナンス。
「これって車に良いはず」と思ってやっていることが、実はあまり意味がなかったり、場合によっては逆効果になってしまったりすることがあります。
たとえば、
「ハイオクを入れたら車に良さそう」
「空気圧は高めの方が燃費が良さそう」
「バックモニターがあれば後ろは安心」
「暖機運転は長いほど車にやさしい」
このように、なんとなく正しそうに感じることでも、車の状態や使い方によっては注意が必要です。
今回は、車の使い方やメンテナンスで勘違いしやすいポイントを、できるだけわかりやすく紹介します。
結論:車に良さそうでも「自己流」は逆効果になることがある
車の使い方で大切なのは、自己流でやりすぎないことです。燃費を良くしたい、車を長持ちさせたい、バッテリーを節約したいと思っていても、間違った方法を続けると、かえって車に負担をかけたり、安全確認が不十分になったりすることがあります。
車は、車種によって指定燃料や空気圧、操作方法が決まっています。迷った時は、取扱説明書や車両の表示を確認し、不安な場合は整備工場に相談するのが安心です。
1.エアコンを我慢すれば燃費やバッテリーに良い
「エアコンを使うと燃費が悪くなるから、なるべく我慢した方がいい」と思っている方もいるかもしれません。
たしかに、冷房を使うとコンプレッサーを動かすため、燃費に影響することがあります。
また、エンジン停止中にエアコンや電装品を長時間使うと、バッテリー上がりにつながる可能性もあります。
ただし、沖縄の暑さでエアコンを無理に我慢するのはおすすめできません。
車内が暑いまま運転すると、体調不良や集中力の低下につながることがあります。
大切なのは、エアコンを使わないことではなく、効率よく使うことです。
たとえば、乗り始めは窓を開けて熱気を逃がしてからエアコンを使う、ある程度冷えてきたら内気循環を活用する、設定温度を下げすぎないようにするなど、少しの工夫で快適さと燃費のバランスを取りやすくなります。
正しくは
エアコンは無理に我慢せず、効率よく使いましょう。
特に沖縄では暑い時期が長いため、快適さと安全のためにもエアコンは大切です。
燃費が気になる場合は、車内の熱気を逃がしてから冷房を使う、内気循環を上手に使う、エアコンフィルターを定期的に点検するなど、車に負担をかけにくい使い方を意識しましょう。
燃費を気にしてエアコンを我慢しても、万が一熱中症や体調不良になってしまえば、病院代がかかったり、仕事を休まなければいけなくなったりすることもあります。
結果的に節約のつもりが、逆に大きな負担になってしまう可能性もあるため、無理は禁物です。
2.燃費のために、とにかくゆっくり加速する
燃費を良くするために、できるだけゆっくり加速している方もいるかもしれません。
急発進は燃費に良くありませんが、極端にゆっくり加速しすぎると、まわりの交通の流れに合わず、かえって危険になることがあります。
燃費の良い運転で大切なのは、急発進を避けつつ、交通の流れに合わせてスムーズに走ることです。
また、前の車との距離が近いと、加速と減速を繰り返しやすくなります。
車間距離にゆとりを持ち、できるだけ一定の速度で走る方が、燃費にも安全にもつながります。環境省のエコドライブでは、車間距離が短いと無駄な加速・減速が増え、市街地や郊外で燃費が悪化すると説明されています。
正しくは
アクセルをやさしく踏み、前方の流れを見ながら、加速と減速を少なくすることが大切です。
沖縄では信号が多い道路や渋滞しやすい道も多いため、急いで加速してすぐブレーキを踏むよりも、余裕を持って走る方が燃費にもやさしい運転になります。
3.洗車は晴れた日にやった方が良い
沖縄は日差しが強く、海風や台風後の塩分も気になるため、定期的な洗車はとても大切です。
ただし、晴れた日(炎天下)での洗車には注意が必要です。
ボディが熱くなっている状態で洗車すると、水滴やシャンプーがすぐに乾きやすく、シミやムラの原因になることがあります。
せっかくきれいにしようと思って洗車したのに、逆に水ジミが残ってしまうこともあります。
また、砂やホコリがついたまま強くこすると、細かいキズの原因になることもあります。
特に沖縄では、海沿いを走った後や台風後に塩分や砂が付着しやすいため、最初にしっかり水で流すことが大切です。
正しくは
洗車は、朝や夕方など日差しが弱い時間帯、または日陰で行うのがおすすめです。
最初に水で砂やホコリを流し、スポンジや柔らかいクロスでやさしく洗いましょう。
トヨタの取扱説明書でも、車体はスポンジやセーム皮のような柔らかいもので洗うよう案内されています。
沖縄では、海沿いを走った後や台風後は、ボディだけでなく下回りにも塩分が付着しやすいので、早めの洗車を意識すると安心です。
4.レギュラー車にハイオクを入れたら性能が上がる
「ハイオクの方が高いから、車にも良さそう」と思う方もいるかもしれません。
しかし、レギュラーガソリン仕様の車にハイオクを入れても、本来のエンジン性能が大きく変わるわけではありません。
各自動車メーカーも、レギュラー仕様車にハイオクを使用することはできるものの、本来のエンジン性能が大きく変わることはないと案内しています。
大切なのは、価格が高い燃料を入れることではなく、車に指定された燃料を入れることです。
正しくは
給油口の裏側や取扱説明書を確認し、指定燃料を入れましょう。
レギュラー指定ならレギュラー、ハイオク指定ならハイオクを入れるのが基本です。
特に、ガソリン車に軽油を入れるなど、燃料の入れ間違いは故障につながるおそれがあるため注意が必要です。
※一部のスポーツカーやクラシックカー、輸入車などでは、燃料の考え方が異なる場合があります。この記事は、一般的な乗用車(国産車)を前提にした内容です。指定燃料が分からない場合や不安な場合は、取扱説明書を確認するか、いつも利用している整備工場へご相談ください。
5.暖機運転は長いほど車にやさしい
昔は「走り出す前にしっかり暖機運転をした方がいい」と言われることもありました。
しかし、今の車では、長時間のアイドリングを続ける必要がないケースが多くなっています。
極端な低温時やしばらく車を使用していなかった場合は数十秒間の暖機運転をし、ゆっくり発進した方がエンジンには優しいですが、普段使いの車で暖機運転を行ってもあまり効果はないようです。
長く停車したままアイドリングするよりも、無理な急加速を避けて、ゆっくり走り出す方が現実的です。
沖縄は寒冷地ではないため、冬でも長時間の暖機運転が必要になる場面は多くありません。
正しくは
エンジン始動後、すぐに強くアクセルを踏むのは避け、ゆっくり走り出しましょう。
長時間のアイドリングは燃料の消費にもつながります。
駐車場で何分もエンジンをかけっぱなしにするより、車と周囲に配慮した使い方を意識したいですね。
※一部のスポーツカーや輸入車、クラシックカーなどでは異なる場合があります。この記事は一般的な乗用車(国産車)を前提にしています。暖機運転について不安がある場合は、取扱説明書を確認するか、整備工場へご相談ください。
6.タイヤの空気圧は高めの方が燃費が良い
タイヤの空気圧が低いと燃費が悪くなるため、「それなら高めに入れた方が良い」と考える方もいるかもしれません。
たしかに、空気圧不足は燃費の悪化や走行安定性の低下につながります。
ただし、高ければ高いほど良いわけではありません。
空気圧は、車種ごとに適正値が決まっています。
高すぎる空気圧は、乗り心地の悪化やタイヤの偏った摩耗につながります。
また、グリップ力の低下を引き起こし、雨の日に滑りやすくなったりする可能性もあります。
正しくは
運転席ドア付近などに貼られている指定空気圧を確認し、適正値に合わせましょう。
沖縄では車移動が多く、暑さでタイヤにも負担がかかりやすい環境です。
月に1回程度を目安に、ガソリンスタンドや整備工場で空気圧を確認しておくと安心です。
7.バックモニターがあれば後ろは安全
バックモニターは、後退時にとても便利な装備です。
ただし、バックモニターがあるからといって、後ろが完全に安全になるわけではありません。
カメラには映る範囲と映らない範囲があります。
画面だけを見ていると、車の横から近づいてくる人や自転車、小さなお子さまに気づきにくい場合があります。
JAFのバックカメラの検証でも、後退時はカメラを活用しつつ、周囲の安全を十分に確認してゆっくり進めることが大切だとされています。
正しくは
バックする前に、ミラー・目視・バックモニターを組み合わせて確認しましょう。
特にスーパーや保育園、学校、病院などの駐車場では、人の動きが読みにくいことがあります。
バックモニターは便利な補助機能ですが、最後は自分の目で周囲を確認することが大切です。
8.スマホホルダーはスマホが見えやすい位置に設置する
スマホホルダーを、フロントガラスやダッシュボードまわりに取り付けている方も多いと思います。
ナビアプリを見やすくするための便利なアイテムですが、取り付ける場所には注意が必要です。
特に、フロントガラスの中央付近や運転席からの視界に入る場所に取り付けると、前方確認の妨げになることがあります。
「少しだけだから大丈夫」と思っていても、歩行者や自転車、標識、信号、右左折時の確認などに影響する可能性があります。
特に交差点や駐車場、学校周辺などでは、視界を少しでも広く確保しておくことが大切です。
また、フロントガラスに取り付けられるものには決まりがあります。
ドライブレコーダーなども、運転者の視界を妨げないよう、保安基準で定められた位置に取り付ける必要があり、国土交通省はフロントガラス上部から20%以内の範囲などへの取り付けを案内しています。
ドラレコに関する国土交通省の案内はこちら
正しくは
スマホホルダーはスマホが見えやすい場所だけで考えるのではなく、運転中の視界を妨げない場所に取り付けましょう。
特に注意したいのは、次のような場所です。
・フロントガラスの中央付近
・運転席の正面に近い位置
・右左折時に歩行者や自転車が見えにくくなる位置
・エアバッグの作動を妨げる可能性がある場所
・メーターや警告灯が見えにくくなる場所
スマホホルダーを使う場合は、画面を注視しなくても確認しやすく、なおかつ前方の視界を妨げない位置を選ぶことが大切です。
まとめ
車の使い方やメンテナンスには、意外と勘違いしやすいことがあります。
「良かれと思ってやっていたこと」が、実はあまり効果がなかったり、逆に車に負担をかけてしまったりする場合もあります。
今回紹介したポイントをまとめると、エアコンを我慢するより、バッテリー点検と電装品の使い方が大切
・燃費の良い運転は、極端にゆっくりではなくスムーズな運転
・炎天下の洗車は水ジミやムラに注意
・指定燃料を守ることが大切
・暖機運転は長ければ良いわけではない
・タイヤの空気圧は高すぎても低すぎても良くない
・バックモニターは便利でも過信しない
・スマホホルダーは、視界を妨げない場所に取り付ける
ということです。
車を長く安心して使うためには、自己流で判断しすぎず、取扱説明書や点検結果を確認することが大切です。
気になることがあれば、早めに整備工場へ相談しましょう。
小さな勘違いを減らすことが、安全で快適なカーライフにつながります。
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この記事を書いたライター
西自動車商会の広報担当。 西自動車で働くみんなや会社の魅力を発信中♪ 5名家族、趣味は釣り、キャンプ、サバイバルなど自然で遊ぶのが大好きです!! 乗ってるクルマ:日産セレナ、マツダMX-30REV









