教習所では教えてくれない!?安全運転に関する小ネタ【7つ厳選!!】
こんにちは。
ニシズの照屋です。
早いもので、もう11月ですね。
年々、時間が過ぎるのが早く感じられます…。
この時期は、年末の慌ただしさもあり、他の季節に比べて交通事故が増える傾向にあります。
車での移動が増え、混雑した道路での焦りや注意不足が事故の原因になることも。
さらに、日照時間が短くなることで視界が悪くなるのも、事故が増える要因のひとつです。
そこで今回は、安全運転のための小ネタ7選をご紹介します!
忙しい時期こそ、焦らず落ち着いて安全運転を心がけましょう。
1.右左折の際、停止中に進行方向へハンドルを切らない
右左折の際に、進行方向へハンドルを切った状態で停車していると、万が一追突された瞬間、前輪が切れていると車体が意図せず進行方向へ飛び出す危険があります。対向車線や横断歩道にはみ出せば重大事故につながる可能性があります。

ハンドルはまっすぐに!
ポイント
①停止中は前輪を“まっすぐ”にキープ
②発進と同時にハンドル操作を開始
③旋回中のアクセルは“弱め一定”、ハンドルは「切る→戻す」を一連で
よくあるNG
・待ち時間に先にハンドルを進行方向に切ってしまう
・交差点内でハンドルを戻し切らずに加速
2.青になっても“1秒待つ”で交差点事故を避ける
交差側の信号無視や右折かぶせ※のリスクが交差点事故のほとんどをしめます。
自分が青信号だからといって、即発進ではもらい事故の的になってしまいます。
急いでる気持ちを少し抑えて、周囲を確認してからアクセルを踏み込みましょう。
※右折かぶせ = 対向車が左折するタイミングで対向車線に進入し右折すること

青信号になっても安全確認してから発進!
ポイント
①目の前の信号が青になっても、左右と前方の動きをサッと確認してから発進
②二輪・歩行者の動きにも目配り(特に二輪車は加速が速いため、思わぬ場所から飛び出してくることも)
3.信号待ちは「前車のタイヤが全部見える距離」で停止
万が一、後ろから追突されてしまっても、車間距離に十分な余裕があれば、衝突時に前後の車に挟まれるリスクを軽減できます。
また、万一車が故障して動けなくなった場合でも、その距離が回避スペースとなり、バックせずに比較的安全に避けて発進することができます。

ゆとりを持った車間距離を!
ポイント
①フロントガラス越しに前車の後輪が路面ごと全部見える位置を目安に停車させる
②勾配や視界が悪い日はもっと余裕を持った車間距離を取って停車する
よくあるNG
・前車と自車のバンパーを詰めすぎる(特にボンネット部分が短い車は、前車に詰めすぎてしまう傾向があるので注意)
4.夜間は「ハイビーム」と「ロービーム」をこまめに切り替える
夜間の事故原因の多くは、「視界不良」による見落としだと言われています。
JAF公式サイトによると、夜間走行ではハイビームの使用が推奨となっています。
しかし、「対向車に迷惑をかけそう…」という理由から、積極的にハイビームを使わない方も多いようです。
ハイビームはロービームに比べて視認距離が格段に長く、早めの危険察知につながります。
前方に車や歩行者がいない場合は積極的にハイビームを使用し、先行車や対向車がいるときはロービームに切り替えるなど、状況に応じた使い分けを心がけましょう。

暗い夜道はハイビームを活用しましょう!
ポイント
①状況に応じて異なるが、基本的に夜間はハイビーム
②先行車や対向車のライトが見えたら即ロービームへ切り替え
③すれ違い後はすぐハイビームに復帰
④市街地でも見通しが悪い区間は積極活用(ただし歩行者や自転車には配慮する)
5.雨の日は「歩行者の傘の向き」を読む
雨の日は、傘で視界が遮られており、こちらに気づいていない歩行者が多くなります。
特に子どもは傘を深くかぶることが多く、雨音などで周囲の音も聞こえづらいため、車に気づかず道路に出てしまうケースもあります。
そうした危険を防ぐために、歩行者の傘の向きから動きを予測できる場合があります。
「どの方向へ歩いていきそうか?」を意識して観察することで、事故を未然に防ぐことができるかもしれません。
※あくまで目安の一つです。すべてのケースに当てはまるわけではありませんので、実際の状況に応じて注意して運転してください。

雨天時は普段以上に周囲をよく観察しましょう!
ポイント
①遠目に歩行者の傘の角度と向きを観察
②風で煽られている時やスマホ歩きは減速&早めブレーキ
③車間は晴天時の1.5倍、停止前はポンピング気味にブレーキランプで後続へ通知
よくあるNG
・横断歩道手前にも関わらず減速なしで走行(危険を回避することができない)
・水たまりをはねるスピードで通過(道路交通法71条違反になるケース…)
6.コンビニ駐車場は“店舗正面側”を避ける
店舗入り口に近いからと、つい店舗正面側の駐車場を利用してしまう方も多いのではないでしょうか。
しかし実は、そのエリアは歩行者・自転車・出入りする車が集中する危険ゾーンでもあります。
さらに、店舗前にはのぼり旗・柱・配送車など視界を遮る要素も多く、たとえ低速でも事故のリスクが高い場所です。特に小さなお子さんが店舗に向かって走ってきた場合などは、死角になって気づきにくいので注意が必要です。

コンビニだけではなくスーパーも同じです!
ポイント
①できれば店舗側から1列離れた駐車スペースを選択する
②バック駐車で出庫時の視界を最大化(前向き駐車を指定されている場合は遵守する)
7.眠気対策はエアコン“外気導入”がポイント
年末は仕事もプライベートも忙しく、実家への帰省やお歳暮の買い物など、運転する機会が増える時期です。
また、長期休みを利用して遠出をする方も多いのではないでしょうか。
長時間車に乗っている際に、内気循環のまま走行していると、車内の二酸化炭素(CO₂)濃度が上昇し、眠気や集中力の低下を引き起こす原因になります。
こまめに外気導入モードに切り替えて、新鮮な空気と酸素を取り入れるようにしましょう。

眠気はドライブの最大の敵!
ポイント
・1時間に1回は外気導入に切り替え(トンネル・渋滞後は特に)
・可能なら窓を1~2cmだけ開け、空気の通り道を作る
まとめ
小さな“癖の矯正”が、ヒヤリハットを確実に減らします。
安全運転とは、特別なテクニックではなく、日々の小さな「気づき」の積み重ねです。
右左折のハンドル操作、信号での1秒待ち、歩行者への配慮、夜間や雨の日の視界確保———
どれも「ほんの一手間」ですが、その一手間が命を守る大切な習慣になります。
クルマは便利で楽しい道具である一方で、“動く鉄のかたまり”でもあります。
だからこそ、ドライバーである私たち一人ひとりが気を抜かず、周囲の人にも優しい運転を心がけることが大切ですね♪
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この記事を書いたライター
西自動車商会の広報担当。 西自動車で働くみんなや会社の魅力を発信中♪ 5名家族、趣味は釣り、キャンプ、サバイバルなど自然で遊ぶのが大好きです!! 乗ってるクルマ:日産セレナ、ホンダN-ONE 次に乗りたいクルマ:日産リーフ

