台風被害を最小限に抑えるための「クルマに関する5つのこと」

2021.08.28

こんにちは。
ニシズの照屋です。

沖縄では7月~10月にかけて、台風が多いシーズンとなります。
沖縄に上陸する台風は、比較的勢力が強いと言われており、毎年この時期になると私たちの生活に大きな被害を及ぼします。

その中でクルマの被害も多く目にします。
大雨による浸水水没
暴風による横転、または飛来物による損傷などなど…

実際にニュースなどでクルマが飛んでいくのを見たことがありますが、かなり衝撃的でした。

そこで今回は「台風被害を最小限に抑えるためのクルマに関する5つのこと」をご紹介させていただきます。

台風被害を最小限に抑えるための「クルマに関する5つのこと」

①自宅周辺の見回り

これはクルマに関わらず、必ずやるべきことの1つです。

・自転車
・ゴミ箱
・物干し竿

などなど…
台風で簡単に飛んでいくモノはいくらでもあります。
自分の自宅だけではなく、ちょっと周りを見渡して必要であれば周りに声をかけてあげるくらいの方が良いかと思います。

事故を未然に防ぐために、これだけは最低限必ずおこないましょう。

②ガソリンを満タンにする

勢力の強い台風だと、クルマも簡単に飛んでいってしまいます。
暴風でクルマが飛んでいかないよう、台風前にガソリンを満タンに入れておくと安心です。
(それでも心配な方はポリタンクに水を入れて車内に入れる方法もあります)

そうすることで車が重くなり、被害を回避できる可能性が高くなります。
また、タイヤストッパーをピタッとタイヤに挟むことで更に安心です。

※注意※
ちなみに”暴風が原因で”隣のクルマにぶつけられても修理代を請求することができません。
自費で修理しなければいけないため、いつも以上に他のクルマとの車間距離を取って駐車しましょう。
(安心のために車両保険への加入も忘れずに!)

③クルマを安全な場所へ移動させる

地域によっては大雨が降ると冠水しやすい場所があります。
そのような可能性がある地域の方は、必要であれば有料の立体駐車場へ移動させるのも一つの手段です。
絶対的に安心という訳ではありませんが、少なくとも冠水は防ぐことができます。

立体駐車場までのタクシーや駐車代は発生しますが、冠水した時を考えると安く済むことがほとんどです。

※注意※
スーパーなどの無料の立体駐車場に停めるのはやめましょう。
トラブルの原因になります。

④できる限りクルマを運転しない

安全のために、台風の時は基本的にクルマを運転しないことが一番です。
しかし、どうしても外出する必要がある場合は下記の項目に十分注意して走行しましょう。

〜台風時に運転する際の注意点〜
・いつもよりスピードを落として走行する
・万が一に備えて車間距離を十分取る
・風であおられないように両手でハンドルを持つ
・ライト類を点灯させて自分の存在を周りに知らせる
・できるだけ広い道路を走行する

⑤台風が過ぎ去ったら早めに洗車する

台風が過ぎ去った後のクルマはとても汚れています。
しかも、ただの汚れではなく海水(塩分)が含まれています。
そのままにしておくと金属のパーツが錆びてしまい、見た目も悪くなるうえに故障の原因にも繋がります。
なので、できるだけ早めに洗車することをおすすめします。

〜洗車のポイント〜
・まずはたくさんの水でボディーの汚れを流します
・たっぷりの洗剤で全体をしっかり洗車します(ボディーに傷つきにくいスポンジを使用しましょう)
・泡が乾く前に洗車した部分をたっぷりの水で洗い流します(全面洗車できるまで繰り返します)
・ワイパーにも汚れが付いているので濡れたタオルなどで掃除します
・全て洗車できたら、最後に綺麗に拭きあげます

※ボディーだけではなくタイヤ、ホイールハウス、下回りまで、手の届く範囲は全て洗車しましょう。

台風後はできるだけ早めに、いつもより丁寧に洗車をしましょう!
(洗車機では落とせないところも多いので、できるだけ手洗い洗車をおすすめします)


以上、今回は台風が多い沖縄で知っておきたいクルマに関する5つのこととして情報発信させていただきました。
台風には充分気をつけて、安心・安全なカーライフを過ごしましょう♪

この記事を書いたライター


照屋 寛樹

西自動車商会の広報担当。 西自動車で働くみんなや会社の魅力を発信中♪ 4名家族(妻、男女の双子) 釣り、キャンプ、サバイバル、自然で遊ぶのが大好きです!! 乗ってるクルマ:日産セレナ、ホンダN-ONE